今年もたくさんのご応募、ありがとうございました。入賞作品を発表いたします。
私からのご挨拶と、全体の感想は、最後に掲載させていただきました。

審査員長 上の平多香

入選者の賞品はこちらでご覧いただけます

※佳作、マイミサトっ子賞、ナイスコーディネイト賞の方には、賞品として300ポイントを付与させていただきます。






○最優秀賞
4歳になったあーちゃんはみさとっ子デビュー♪  *saya* 様



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審査員のコメント
光をたっぷり含んだやわらかい“質感”が心地よいですね。
女の子のふわふわな髪や、パステルカラーでのコーディネイトや、
「4歳になったの〜♪」と、くびを傾げる様子や、
全てがお砂糖で出来たお菓子みたい♪
見る者をしあわせな気持ちにしてくれる作品だと思います。


思いっきりの俯瞰(ふかん)から被写体を斜めに捉える大胆な構図や、
敢えて頭をフレームから切ることでミサトっ子の存在感を弱めないないようにするバランスのとり方など、とてもセンスを感じます!


あーちゃん、4歳になったのね!
おめでとぉ〜\(^o^)/♪




○優秀賞
 夏の跡  aotian 様



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審査員のコメント
「この日焼け跡はよく履いてくれた証拠ですからね!」 by 審査員 T.


ほ〜んと、よく履いてくださいました(笑)
そしてこの日焼け跡は、お外で
いーーーーーーーっぱい!遊んだ証拠でもありますね(^o^)/
ミサトっ子のこなれた履き込み感もそれを物語ってます♪


端をちょっぴりフレームから切ることで、
日焼け跡を引き立てる名脇役にミサトっ子がなっています。
構図のバランスのとり方も絶妙ですね。


タイトルのつけ方も素晴らしい〜!
タイトルによって被写体の夏の物語の幅がますます豊かに拡げられています。




○特別賞

ミサトっ子、はいてるよ
うっちー 様
あめんぼ
親父 様

審査員のコメント
なんなのでしょう?この不思議なレトロ感。
絵の色合いのせいもありますが、この女の子ちゃんの魅力も大きいです。
そこはかとなく昭和の香りがするような、懐かしさとぬくもりを感じる作品だと思います。


背景の影の部分と黒髪が重なってしまったのは残念ですね。
でも、女の子の足をピョンっと前に差し出す様子の愛らしさや、 撮り手に対するリラックスした表情が、見る者の気持ちもリラックスさせてくれます♪

審査員のコメント
床に映る被写体を捉えるという発想も、
そしてこの絵を以って“あめんぼ”と名づけるタイトルのセンスも、素晴らしい!


誰もが気を留めないで見逃してしまう何気ないものにも、 作品を発掘するヒントがあることを教えてくれる作品だと思います。
そして、そんな“目”を持って世界を眺めたら、
人生はより豊かに楽しいものになるでしょうね…!


「走る」
さき 様 
歩いた、走った、遊んだ!
pori 様

審査員のコメント
スピード感のある作品ですね。
幼げな足元に、健やかな生命力を感じます!


動く被写体を撮る時は、一箇所にピントを合わせて(この作品の場合だったら鼻緒の辺りに)ロックしておき、被写体との距離を変えないように、撮る者も被写体と同じ速さで走りながらシャッターを切ると、被写体にピントが合ったまま背景が流れるように写り、被写体の存在感がしっかり強調された動きのある写真が撮れますよ。
なかなか難しいですが、周りの安全に気をつけながら是非、試してみてください(^-^)d

審査員のコメント
ミサトっ子の履き込み感を、“裏側”からアプローチなさるとは、 とても面白い発想ですね!


タイトルは「!」よりも「。」で結んだ方が被写体の表情とマッチしてより引き締まった印象になったかも。


それにしても大胆なまでの迫力のドアップ!が、強烈で素晴らしい!
キャップのロゴを入れ込むことで色味が拡散されずに、引き締めの効果をもたらしていますね。





○佳作

3才の夏の思い出
トッキー 様
自由だね・・・
pori 様

審査員のコメント
男の子が夢中で遊ぶ姿にちっちゃな子供の無邪気さが溢れ、 ほほ笑みを誘う作品ですね(^-^)♪


もう少し右上までフレームを拡げ、被写体の頭と可愛らしい指先を余裕を持って入れ込んでいたら、バランスの良い絵になっていたと思います。

審査員のコメント
タイトルの「…」に、ママの『やれやれ…』な、ため息が混じっているようで、思わずクスッと笑ってしまいます♪
計算では絶対セッティングできない、このミサトっ子達の自由な乱れ具合はパーフェクトです(笑)


指1本1本が主役です
ei 様
パワースポット!パワースポット!!
コーチミン 様

審査員のコメント
本当に、一本一本の指が意思を持った生き物のよう!
ミサトっ子を履いてると、こんな風に足指に力がつくんだよ〜!と、みんなに教えたくなっちゃいます(^o^)/゛


…な、だけに、折角の被写体の表情が影で暗すぎるのが残念ですね…!
行動の予測不能な子供の被写体を撮る時って、なかなか好条件が全て整った場面に出くわすのは難しいですが、 例えばこんな風に強い逆光の時には強制発光(ストロボ)を使うとか、明るさ調整を高目に設定して撮ると被写体の表情が黒く潰れないで撮れますよ。

審査員のコメント
ママ 「パワースポット!」


ボク 「パワースポット!!」


ママ 「パワースポット!」


ボク 「パワースポット!!」


と、交互に響く元気な掛け声が聞こえてきます(笑)
長い長い石段も、ママとボクで励まし合いながら登れば苦しくないね!
石段を登りきって“パワースポット”にゴールした時の、親子の弾む呼吸や達成感に満ちた笑顔を思い浮かべさせる、とてもほほ笑ましい作品ですね♪
石段の下から応援したくなります\(^o^)/


柵の向こう側へ行きたいな・・・
aotian 様
 
 
 

審査員のコメント
まるで絵本の一ページみた〜い♪
シチュエーションも、パステル画のような淡い色彩も、
見る者をお話の中に身を置いているような感覚にさせてくれる作品ですね。


ただ、もう少し露光を低くした方が陰影が出来て絵に立体感が出たと思います。
被写体が白い服を身に着けている時はあまり光を飛ばしすぎると平面的になってしまうので要注意ですね。
 






○マイ・ミサトっ子賞


オリジナルみさとっ子で絶対まちがえないね☆
*saya* 様
わたしだけのミサトっ子
ルー 様

審査員のコメント
『 Suger Suger Babe Flower 』 と、名づけたくなるミサトっ子ちゃん♪
とんでもなく可愛らしくて繊細な感じで、あと、創作の手間を考えるともったいなくて飾っておきたくなります(笑)
淡い色あいの中で花びらの紫と花芯のボタンのピンクが引き締め色になっていますが、原色からずれた渋めの色味で品良くやさしくまとまってますね。
花びらのざくっとした切りっぱなし感も素朴さを演出していてこれまたステキ♪
そして、この写真の撮り方も素晴らしい。
ハイキー目の淡い光の加減も、お花をクローズアップした構図のとり方も、オリジナル・ミサトっ子の魅力を存分に引き出していると思います。
センスの高さを感じます!

審査員のコメント
なんて可愛らしい〜♪ 『 Sweet Drops ♪ 』 って、
このミサトっ子ちゃんに名づけさせていただいていいですか?
ママが一つ一つ、丁寧にボタンをつけてくれたんですね。これだけの数のボタンを鼻緒に縫い付けるのは、地味に大変な作業だったでしょうね…(^_^;)
ランダムに見えて実は色を並べる順番がちゃんと計算されてるんだなぁ…と、いうこともよくわかります。カラフルでポップなのに、色味に統一感があって品良くまとまってる感じがとてもステキ♪
身近な物でこれだけのオリジナリティーを出される発想とセンスに拍手です。
沢山の人が真似したくなる、そして、真似できそうなところも、この装飾の素晴らしいところです!
私もぜひ、真似させてください(^o^)/





○ナイスコーディネート賞


お気に入りのコーディネート
くいしんぼうさん 様
 
 

審査員のコメント
Tシャツにフレアスカート、それ自体とても今どきなスタイルですが、鼻緒とTシャツの色を生かし、更に、細身のシルエットにアクセントをつけるボトムの色選びとボリューム感の持たせ方が秀逸ですね!
コンパクトな丈のパフスリーブも、モデルちゃんによく似合っているサラサラのボブヘアも、スッキリとしたシルエットを作りつつも控えめな甘やかさを醸し出させて好バランス!
Tシャツの水色が効かせ色になり、キャラクターと髪の黒がこれまた調度いい引き締め効果を生んでいます。
そしてなんといっても、この笑顔!
このモデルちゃんの魅力そのものがコーディネイトの魅力を120%にしていることは間違いないですね♪
将来は本職のモデルさんかも(^-^)♪
 





今年もいろんな表情のミサトっ子達に出会えました♪
審査は毎回“産みの苦しみ(笑)”のごとく真剣に悩みますが、同時にこの上ない楽しみにもなっております。


ミサトっ子フォトコンクールはおかげさまで今回で第3回目を迎えました。
第1回目から試行錯誤で続けてまいりましたが、今年『ワンポイントアドバイス』なるもの(まことに僭越ながら、ですが…)を、書かせていただく中で、以前から漠然と感じていた『ミサトっ子フォトコンクール開催の意義』というものが、やっと明確に見えたような気がしました。



ワンポイントアドバイスの最後の項目、『あとがき 〜メッセージ〜 』を、感謝の気持ちを込めて、今回の終わりの挨拶にかえさせて頂きたいと思います。 最後にぜひ、お目通しくださいませ…!



きっと来年もまた試行錯誤します(笑)
でもそうやって毎年新鮮な気持ちで、誠実にみなさんの作品と向き合い、楽しませていただき続けたいと思っております。
今年もみなさんの夏の思い出を分けていただけた喜びに、スタッフ一同心から感謝しております!




ほんとうに、心から、どうもありがとうございました…!

2010年9月24日
審査員代表 上の平 多香