1.目線の高さを変えてみる。




特に子供を撮る時、つい大人の目の高さから撮ってしまいがちですが 、
そうすると被写体のスタイルが頭でっかちになってしまいますし、顔の表情も捉えにくくなります。
子供の目の高さに合わせて片膝を地面につけて腰を落としたり、
被写体が寝そべっているなら自分も床や地面に這いつくばって撮ってみてください。
頭の上の方から撮るよりもより豊かな表情をつかまえることが出来ますよ。


また、正対視するだけでなく、もっともっと腰を落としたり、被写体よりも低い位置に立つなどして仰ぐ目線で撮ってみたり、 逆に思いっきり俯瞰(ふかん-高い所から見下ろし眺めること)で撮ってみたり、と、大胆に目線の高さを変えて撮ってみると 一味違ったドラマ性が生まれます。





(1)被写体と同じ目線の高さで表情をバッチリ捉える。





(2)下から仰ぐ目線で迫力アップ。





(3)思い切って這いつくばったり、床にカメラを置いて撮ってみると…
日常から逸脱したような面白さが出てきますね。





(4)俯瞰(ふかん)で。
中途半端な高さから撮るのと違って“意味”が生まれたり、また客観性が強調されたりします。






被写体に対する目線の高さによって印象がずいぶんと変わりますね。