あとがき 〜メッセージ〜




それにしても子供って本当になかなか思い通りに撮らせてくれませんよね〜(笑)
“子供”という被写体の決定的な瞬間を逃さないためには、日頃からなるべくお手持ちのカメラをたくさん触ってカメラの癖を知ったり、操作に慣れておくことも大切だと思います。


『一瞬でいい構図を見つけることがなかなかできな〜い…』と、お考えの方、
デジタルカメラはその場で撮った絵を確認して、気に入らなければ消して撮り直すことがいくらでもできます。
撮る時に今回のアドバイスのことなどちょっと頭の片隅に置いて頂きながらもぉ、バンバン撮っちゃってください!

私自身、
『下手な鉄砲数打ちゃ当たる、っていうけど、経験を重ねるうちに当たる数も増えてくるもんなんだなぁ〜』
なんて、実感しております(笑)


そしてこのたび、僭越ながら『ステキな写真を撮るためのワンポイントアドバイス』なるものを書かせて頂きましたが、 私の提案は“写真を撮るためのほんの一部分の可能性”に過ぎないということも申し上げておきます。


あれだけ書いておいてこんなことを言うのはとても矛盾しているようですが、
書かせていただいたことをご参考に、けど、そこに捕らわれ過ぎずに撮ることを楽しんでいただければ、と、思います。


上手く写真を撮るためにはもちろんテクニックを磨かなくてはなりませんが、
その写真を魅力的なものにする一番の要因はやはり、
撮る者の“心の目線”だと思います。


子供が心からほどけた表情を見せる一番の相手はやっぱりパパやママですよね。


被写体を愛おしむ者にしか撮れない写真、それこそが本当に魅力的な写真だと思います。




最後に…


たとえシャッターチャンスを逃してしまっても、上手く写真が撮れなくても、
パパやママの心のフィルムにお子さん達のステキな表情が沢山焼き付けられれば、それが何より!


そして、“写真を撮ること”は間違いなくそのチャンスを増やします!


“写真を撮ること”が、日々成長してゆくお子さん達の貴重な一瞬一瞬の表情を
意識的に見つめ続けることのモチーフになったとしたら、
ミサトっ子フォトコンテスト開催の意義は満たされる…
と、スタッフ一同、心から感じる今日この頃です(^-^)♪


最後まで読んでくださって本当にありがとうございました!


上の平 多香