みなさまお元気でいらっしゃいますか？ 今年も恒例の『ミサトっ子フォトコンテスト』を開催できることに心からの感謝を感じます。

今回は審査員長からのご挨拶がこんなにも遅くなって、
大変申し訳ありませんでした。

原稿を書かねば、書かねば、と、思いつつ、どうしても筆が運べずにおりました。

今年３月に起こった未曾有の被害をもたらした大震災…
お見舞いの言葉を、と、思っても、
家族を失い、今尚不自由な暮らしを強いられていらっしゃる方々を前に、
被災者ではない私からどのように声がかけられましょうか…

マスメディアでは伝わらない被災地の状況を想像すればするほど、
また、想像するしかない自分の無力さに、
結局、言葉を失ってしまいます。

寧ろ、それでも健気に目を輝かせる被災地のお子さん達の画像や映像に、
どれほど救われ、勇気をいただいたことか…

ミサトっ子フォトコンテストでいつも当たり前のように拝見してきたお子さんたちの笑顔の尊さをも、改めて噛み締めます。

おかげさまで今年もすでに沢山のご応募をいただいております。
活き活きと息づくお子さん達の姿を前に、
子供たちが安心して笑っていられる国にしてゆく大人としての決意を
心新たに刻む想いです。

健康はきもの通販ではご希望いただいた方にはベルマークが付与されることはご存知でしょうか？

ベルマーク財団が東日本大震災の緊急友愛援助を開始しております。
通信欄に「震災援助に寄付」と記入された方の分は、健康はきもの通販でお預かりして、まとめてベルマーク財団に送らせていただいております。 それらは、すべて被災地の支援にあてられます。

ささやかな気持ちも、集まれば大きな力の一部になれると信じ、
みなさまのご協力を少しずつでもいただければ幸いです。
ぜひ、詳細をご確認いただければと思います。

『ベルマークを集めよう』
http://www.hakimono.info/fs/kenkou/c/bell_mark#kifu_nagare

最後に…

被災地でのとある中学校の卒業式では、
その学校の校長先生が次のようなメッセージを述べているのを見ました。

「私達はこれから復興に向かわなくてはなりませんが、
　一ヶ月、一年では到底、元通りにはなりません。
　君達が大人になった時に、町の、地域の、日本の復興に、
　大きな力を与えられる大人に成長していってください。
　将来、君達の力が必ず必要になりますから。」

私自身、決して強くて立派な人間ではありませんが、
自分の子供に精一杯の責任を持つ。
そのことが長期的展望で見て世のプラスになるのだと信じて、
親としての責任をまっとうしたいものだと思います。

子ども達が屈託なく笑っていられる日本に。

その子ども達が明るい未来を担っていく姿を象徴するように、
フォトコンテストに沢山の笑顔や活き活きとした情景が寄せていただけることを、
心からお待ちしています。